松本市の業者が解説、外壁塗装に関する近所トラブルと予防策
2018年06月15日
外壁塗装を行うにおいて気を付けたいのは、この工事はお客様ご自身と業者の間だけのものではないということです。
外壁は外にありますので、工事は家の外側で行うことになります。つまりご自宅の周辺地域にも少なからず影響を与える作業なのです。
この視点が抜けているとしばしば近所の方とのトラブルにつながってしまいます。
今回は、周辺の方とのトラブルとしてよく起こっている事例を挙げて、どのようにすれば解決できるかを見ていきます。
●近所の方が工事を知らなかったことで生じるトラブル
何の前触れもなく工事を始められると不快感を覚えてしまうものです。工事期間中は見知らぬ人が出歩くことになりますので近所の方からすれば不安が募ってしまいます。
また工事が原因で外にあるものが破損してしまうということもあります。こういったことが起こらないようにするためにも工事の数週間前には近隣の方に外壁塗装工事を行う旨を伝えて、物を移動してもらうなどの準備をお願いすることが大切になります。
●車両に関するトラブル
ご自宅の前にトラックや担当者が乗ってきた車両を置いておきますと、通行の妨げとなるだけでなく視界が遮られることで事故の危険性も増すため、近所の方や通行される方にとっては迷惑になります。
予め駐車スペースを確保し、難しい場合にはなるべく近くの駐車場を紹介して徒歩での移動が必要である旨を業者に伝えておくようにしましょう。
●騒音・悪臭に関するトラブル
工事期間中は騒音が発生することや不快な臭いが充満することもあります。作業員のタバコの煙に関しても苦情が多く寄せられます。こういったことも事前に知らせておくだけでも心の持ち方が変わってきます。
何時ごろに作業を行うのか、洗濯物は外干しても問題ないのかなどを伝え、もし近隣の方からの要望があれば業者と相談するなどして少しでも迷惑にならないように動いていきましょう。
◎最後に
ここまで近所の方とのトラブルとしてよく起こっている事例と防止法についてご紹介いたしました。
しっかりと対策をしておくことで苦情が来たりトラブルが起こったりすることも大幅に少なくなります。ただ施工中に何かあって近所の方と揉めることがあるかもしれません。
そのときには張り合うのではなく、真摯に謝って誠意を見せることが大切になります。塗装するということは、向こう十数年は同じ場所で暮らす可能性が高くなります。
近隣の方ですと引き続きお付き合いをしていくことになりますので、お互いが気持ちよく過ごせるように丁寧に対応していきましょう。